忙しい日々でも簡単に栄養バランスの取れた美味しい食事を作るための
「万能菜」という画期的な調理法があります。
時短しながらも、多様な献立を楽しむことができる万能菜の基本と、
その応用方法を知ることで、
毎日の食事作りが栄養豊富な健康料理にかわり、
作る時間もぐんと時短になります。
家族の健康を守りながら、料理のバリエーションを広げたい方にぴったりの内容です。
1.万能菜とは?
万能菜とは、基本の調理法を使って
出来上がる少し手前の状態のものを1種類多めに作り、
そこから様々な種類の料理にアレンジできるおかずのことです。
例えば、塩肉じゃがを基本の万能菜として作り、
それを使ってポトフ、クリームシチュー、定番の肉じゃが、
グラタンの具材、コロッケの種などに展開することができます。
これにより、食事作りの手間を減らしつつ、バリエーション豊かな献立を楽しむことができます。
2.万能菜のメリット
万能菜は、一から料理を作らないことで、料理を作る上の工程を大幅にカットすることができます
・栄養バランス:
食材を足したり、引いたりすることで同じ食材を使うことなく、多くの食材をちょっと足すだけで簡単に多くの食材の栄養素を摂取できるため、栄養バランスが良い食事を簡単に作ることができます。
・時短:
一度に途中の工程まで多めに作ることで、買い物、しまう、食材を洗う、切る、調理する、味付けするという工程を省くことができ 後日の調理時間を大幅に短縮できます。
・アレンジ:
基本の万能菜から様々な料理に展開できるため、まさか元が同じ料理だったとはわからず、祝マンネリ脱出
献立のバリエーションが広がります。
・簡単:
基本の調理法を覚えるだけで、そのまま食べても美味しくいただけるような下味がついているので
複数の料理にアレンジする時も、最後の調整だけで簡単に作ることができます。
3.万能菜の基本レシピ例
【塩肉じゃが】
材料:(2〜3人分)
ジャガイモ 2個
玉ねぎ 1個
にんじん 1本
牛バラ肉 200g
塩 (塩麹) 小さじ1(小さじ2)
だし やっと具材が隠れるひたひたの状態
作り方:
1.ジャガイモ、玉ねぎ、にんじんを適当な大きさに切る。
2.鍋に油(分量外)を入れ、切った野菜を加え食材の周りが半透明になるまで炒め、塩を振り、出汁を加えて蓋をして煮る。
3.野菜が柔らかくなったら、煮汁で牛肉を軽く火入れをして出たあくをすくいとって完成。
4.万能菜を使ったアレンジレシピ
『塩肉じゃが』を実際に展開させてみましょう *写真はイメージ
【ポトフ】
塩肉じゃがのじゃがいもは大きめに切り分け、出汁を多めにキャベツやセロリ、ウインナーを加えて煮込む。
【クリームシチュー】
塩肉じゃがに別鍋でバターと小麦粉を加えて炒め、牛乳を注いで煮込んだルーを加える。
【グラタンの具】
塩肉じゃがを耐熱皿に入れ、ホワイトソースとチーズをかけてオーブンで焼く。
【コロッケの種】
塩肉じゃがの汁気を切った具材のみをマッシュし、形を整えて衣をつけて揚げる。
5.万能菜をとり入れた献立の作り方
・計画を立てる:
週に使う予定の万能菜を決めておきます。
・買い物リストを作成:
必要な食材をリストアップして一度に購入します。
・調理:
万能菜を一度に多めに作り、保存しておきます。
・アレンジ:
保存した万能菜を使って、日々の食事をアレンジします。
6.万能菜を活用するためのヒント
・冷凍保存:
万能菜を冷凍しておけば、長期保存が可能です。冷凍には肉を使った万能菜がおすすめ
*じゃがいものように冷凍に不向きな食材もあります。
・味付けのバリエーション:
基本の味付けをシンプルにしておくことで、後から自由にアレンジできます。
・時短調理器具:
圧力鍋や電子レンジを活用して調理時間を短縮します。
7.万能菜を使ったおすすめレシピ
『ポトフ』をアレンジしてみましょう
- ヘルシー野菜たっぷりスープ
- ポトフに煮豆を追加し、コンソメで味付け。
- クリーミーチキンカレー
- ポトフにカレールーとヨーグルトを加えて煮込む。
- 和風おろしハンバーグ
- ポトフのじゃがいもをマッシュして混ぜ込んだハンバーグに大根おろしとポン酢をかけていただく。
8.まとめ
万能菜は、忙しい日々の食事作りを楽にし、
栄養バランスの良い食事を簡単に作るための素晴らしい方法です。
♪詳しいレッスンやアレンジはこちらでチェック!
あなたもぜひ、この万能菜の魅力を体験してみてください。
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